IiI コンセプト通信 vol.27 ホテルオークラ神戸

 

 「どこまでなにを提供するのかは、コンセプトに合わせて…」

 

 コンセプト 

 

 清楚にして優雅

 


 

もくじ:

 

 1. 体験レポ

 2. まとめ 

 3. 学び


1. 体験レポ

■全てのことには理由がある


 

 ”大阪USJ行きを検討しているときに、

 USJで遊んだあとに

 泊まる場所を探していたんです”

 

下調べをしていると、USJの目の前に

いくつかホテルもありますし、

大阪市内にもたくさんホテルはありました。

 

そんな中で、なぜ私たちは

神戸にあるホテルを選んだのでしょうか?

 

 

前提条件として、翌日には姫路に向かう予定であったことは事実です。

 

ただ、それでも大阪〜姫路間であれば、

どこでも良かったはずなのに、

「オークラホテル神戸」さんを指名した理由とは?

■外観からして素晴らしい

 

写真をとりそびれてしまいましたので、

「 ホテルオークラ神戸 」さんの公式サイトから画像を拝借しました。

 

出典:http://www.kobe.hotelokura.co.jp

 

 

 

 

この外観… ステキですね。

 

なにがステキって、

正面玄関に採用されている格子状の装飾です!

 

照明も良い具合にあたって、

幻想的ですね。

 

 

この格子状の装飾は、

「組子(くみこ)」と呼ばれています。

 

あまりにもステキ過ぎて、

どのようなものなのか知りたくて、

思わずネットで検索してしまいましたー

 

 

いつか立派な自宅を構えることになったら、

ぜひ使用したいですね!

 

もちろんお値段も立派になりますが…

■この一言が素晴らしい


 

 「ご自宅同様」

 

この一言があるかどうかで、

読み手の受ける印象は

大きく変わりますよね。

 

あっ、コレに気が付く人だけですけど。

 

 

もしかしたら、総支配人の方は

このように考えていらっしゃるかもしれません…

 

 

 ”近くに住む方が、

 ホテルに泊まるはずもなく、

 お客さまの多くは遠方から

 いらっしゃるはず…

 

 ”旅行や商談、会議など、

 それぞれの用事でお疲れのはずだから、

 せめて当ホテル内ではくつろいで頂きたい…

 

 

という感じでしょうか。

 

 

もしそうであるならば、

 

 お客さまのココロの内を汲み取った

 

このコトバの配慮素晴らしいですよねー

■求めていたもの〜その1「夜景」


 

私、横浜生まれ、横浜育ちなんです。

 

今は東京池袋周辺に済んでいるのですが、

以前は横浜駅から徒歩5分、

みなとみらいへは徒歩15分くらいのとこに住んでいました。

 

で、ですね。

 

 よく横浜と神戸って比較されるなぁ…

 

と、ちっちゃいときから

ずっと気になってたんです!

 

 

そこで、

今回の大阪〜姫路の旅の中継地点として、

候補にあがったのが「神戸泊」でした。

 

 

で、ですね。

 

 「なぜオークラホテル神戸なのか?」

 

ですが、

これはズバリ「夜景を見たいから」です!

 

 

だって、私の神戸の印象といったら…

 

 ・港町

 ・ベイエリア

 ・夜景がキレイ

 ・パンが美味しい

 ・異国情緒がある(らしい)

 ・横浜に似ている(らしい)

 

ってとこです。

 

ということで、

 

 「夜景を見れるロケーションに宿泊したい」

 

という条件を優先したのでした。

 

 

それで、地図で見てたら、

 

 「ホテルオークラ神戸」

 

って目に入ったんですー

■求めていたもの〜その2「朝食」


 

それで、ですね。

 

ネットで調べていたら、

 

 「食のオークラ」

 

って書いてあるトコを見つけたんです。

で、閃いたんですよ!

 

「たまには贅沢にホテルの朝食でも食べるかー」って。

 

 

だって、公式サイトで堂々と書いてあるくらいだから、

期待できるじゃないですか!

 

 

実際、この宣言コミットメントとも呼ばれます。

 

 「自分が宣言していることを覆すわけにはいかない」

 

というマインドが働きますからねー

 

 ※コミットメントとは…

■ホテルの朝食の模範例だった


 

ただ、由緒正しい感じのする

オークラホテルさんですので、

とりわけ奇抜ななにかが

あるわけではありませんでした。

 

 

コンセプトも

 

 「清楚にして優雅」

 

と言われているので、

そうと言えば、そうですが…

 

 

とりあえず、掲載する画像のためにも、

できるだけたくさん頂いてきました。

 

 

和洋折衷なので、

ボリュームがすごいことに…

 

実際、味はフツーでした。

 

 「フツーが一番難しい」

 

と、言われ、

ある種フツーであることが賞賛されたりします。

 

まぁ、マイナスポイントを付け難いようなメニュー構成と味でしたからね。

 

 

 「じゃ〜っん、神戸名物はこれです!」  

 

 「これを食べずに神戸を発たないでくださいーっ」

 

 

とかいうのがあれば、面白いと思うのですが…

 

これがイチオシの

 

 「オークラ伝統のフレンチトースト」

 

です。

 

なんだか卵焼きのようで、

美味しそうですね!

 

なんでも、

 

 "下準備に丸一日かけて、たっぶり時間をかけて焼き上げるフレンチトースト

 

とのことです。

 

 

これ、実際と〜〜〜っても美味しかったです! 

 

 

"準備に丸一日"といわれるだけあって、

トーストの中までしっかりと卵が染み込んでいています。

 

なので、食感もとても柔らかく、

食べやすく、濃厚な味を堪能することができます。

 

 

もうね、一口食べた瞬間に

 

 「ウマいっ」

 

って叫んじゃいましたー

■女性の視点?奥さんの気付きに学ぶ


 

奥さんがなんか変わったトースト作ってきたんですよね。

 

それで、聞いてみたんですが、

どうやらビュッフェエリアに

「作り方」が書いてあったんです。

 

男性は単焦点なので、見落としがちですが、やはり女性はよく見ていますねー

 

 

これは姫路名物とのことですが、

今まで食べたことのない味だったので

面白かったのと、

アーモンドが美味しかったです!

 

それと、もう1つ。

 

なんかヨーグルトも美味しそうに食べてたんで、

聞いてみると…

 

 「表示に地元のものっぽいことが書いてあったから」

 

ですって。

 

やはり女性はよく見ていますねー

 

 

私は、先のアーモンドトーストもそうですが、

表示に気が付いてはいるんですが、

頭にきちんと認識されないんですよね。

 

 

そして、「試してみよう!」という好奇心も、

男性よりも圧倒的に強いと思っています。

 

 

学んだこと

 

 "付随〜お得情報"で女性客に満喫して頂こう!  

 

 男性客には、女性から伝えてもらおう!

■マイナスポイントをカバーする


 

これ、オークラホテルさんと近隣のホテルの共同シャトルバスなんです。

 

便利ですよね。

 

 ベイエリアに面するホテル

 

は、大概「立地はよく、アクセスは悪い」ですよね。

 

その不便さを帳消しにするのが、

このシャトルバスサービスです。

 

 

 

 

この話しを聞いて、

あなたは当たり前過ぎてピンとこないかもしれません。

 

しかし、こういう

 

 「お客さまのココロの内を汲み取った」

 

配慮がサービスとしてあるかないは大きいです。

 

歩けば、およそ15〜20分の距離です。

でも、当然手荷物があるわけです。

 

そうなると、慣れない土地を

荷物を抱えて歩くのは大変ですよね?

 

 ※実際にスーツケースをひっぱりながら、

 知らない土地を15分歩いてみると分かりますよー

 

 

実は、昨晩も三宮駅から

このシャトルバスを利用させて頂いたんです。

 

USJ帰りの夜21時近くだったので、

時間が合わなければ、

タクシーで行こうかと思っていました…

 

でも、なんとか乗ることができ、

非常に楽チンにホテルまで辿り着くことができて、

助かりましたー!

2. まとめ


 

・コンセプト「清楚にして優雅」に合わせたサービス環境づくり

 

・ピンポイントで際立つ要素をいくつか取り入れる

 

・もう半歩踏み込んだサービスを心掛ける(挨拶文・説明文・送迎バス)

 


3. 学び

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