「お客さまは自分の理想像にキーワードでたどり着く!」
コンセプト
1日を通じて楽しめる
「NYのモダンなレストラン」
1. 体験レポ
■あるキーワードで繋がって…
お義父さんがですね…
「ニューヨークの朝食を食べてみたいっ」
と、言い出しまして。
実は、うちのお義父さんは非常に好奇心旺盛な方なんです。
男性で、しかも、60代の男性の方って、大抵自分の好きな分野しか興味がなくありません?
そして、その分野から出て
新しい世界を見てみよう
という気概が少ない気がしませんか?
たとえて言えば、ディズニーのヒロインのような
好奇心に溢れた感じ
は、無いですよね… ジャズミンとか、ベルとか、アリエルとか…
みんなの好奇心が行動に繋がってますもんねー
↑この話しに ピン とこない男性は、
ぜひディズニー映画を観てみてくださいね!
女性の好奇心旺盛なとこに、きっと驚かれることと思いますー
話しがズレてしまいましたが、
とにもかくにも、お義父さんの願望を叶えるべく、
「ニューヨークの朝食」を探すことになりました…
もちろん最初の検索キーワードは…
ニューヨーク 朝食
です!
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次は、「パンケーキ」で検索していたのですが…
選択肢が多過ぎますっ!
もうね、選べないくらい多過ぎなんですー
特に「しあわせ系パンケーキ」の多いこと…
そこで、視点を変えて、
いつかテレビ番組で観た
エッグベネディクト
を調べてみることに。
で、検索でたまたまひっかかったので、
試してみることになりましたー
選ぶ理由
としては、
ちょっと消極的かもしれませんね…
ニューヨークの朝食 → パンケーキ → 今回は▲
↓
エッグベネディクト◎
↓
Sarabeth's サラベス
■店内はシンプルに
もう1つのコンセプトである
シンプル・イズ・ベスト
は、お店の内装にも現れていますねー
白を基調として、余計なものは置かずにいることで、自然な高級感が醸し出されてますっ
実際、ゴチャゴチャしている店内インテリアですと、食事に集中できないですよね。
そう思いません?
やっぱり落ちついて、
美味しく食事を頂ける環境だからこそ、
飽きずにリピートしちゃいますよねー
■ニューヨークの朝食の女王
Sarabeth'sは、現地NYでは相当有名な朝食レストランだそうです。
その評判から、「日本でも出店」ということになったのでしょう。
2011年11月のオープン時には、 なんと3時間待ちもあったとのこと!
NYというネームバリューに、パンケーキという親しみ易いメニューであれば、なんだか行きたくなっちゃいますよねー
でも、私は最終的に
「エッグベネディクト」という
検索キーワードで探していたので、
エッグベネディクトを注文しちゃいましたっ
やっぱりキーワードって大事ですねー
■「おおっ」と思わず声がでるー
すごくないですか? この見た目。
ボリュームもさることながら、この丸みを帯びたシルエット。
アメリカっぽいとえば、アメリカっぽい「インパクトの強さ」を感じませんか?
このイングリッシュマフィンも相当ぶ厚くて、市販のものと比べると1.5倍〜2倍くらいです!
その厚み、およそ3cm!?
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そして、このタマゴを見てみてください!
「こんなに大きなタマゴがあるんかいっ」
というくらいに大きいですー
サイズもアメリカンですねっ
■看板メニューと周辺メニューの狭間で…
やっぱりパンケーキなんかが看板メニューのお店だと、その周辺のフレンチトーストや、エッグベネディクトなんかで3本柱になるんですかねー
家族みんなで卵料理だらけなので、見た目が黄色ばかり…
濃い緑のサラダが、かろうじて色の調和をたもってくれていました。
他にも、今回は注文してないですけど…
・グラノーラ
・ワッフル
・シェパーズパイ
・ハンバーガー
・サンドイッチ
・ケセディア(メキシカン)
なんかがあるんですよー
■朝食でくくって、その中で広げる
同時に、お店ではマフィンやグラノーラも販売しています。
店内メニューと同じものですので、気に入った方や、誰かにお土産を買いたい方には嬉しいですね!
初めてお店を訪れた方でも、お店のファンになれば買って帰るかもしれませんね…
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というわけで、我が家も…
「せっかくだから!」
という理由1つで、いくつかお土産に買って帰ることになりました!
お義父さんは、マフィンとグラノーラを買いました。
私はちゃっかり便乗して、グラノーラを買って頂きましたー
■アメリカンなグラノーラ
シンプルなパッケージに、お店の顔であるサラベスさんの写真がありました。
Sarabeth's というネーミングも、アメリカならではの 「サラベスの〜〜」 という感じでいいですね!
きっとアチラでは定番なんでしょうが、これは覚え易くて大変便利ですよねー
Jonathan's とか Denny's とかと一緒ですねー
味と食感もどちらかというと大雑把でした。
なんかね、歯ごたえがわりとあった気がします。
パッケージに Crunch (サクサク・バリバリ)と書いてあるので、これは然るべきポイントなのかもしれません。
これこそ、「コンセプトどおり」ですね!
最初は少し違和感があったのですが、
食べているうちに、なんだか楽しくなりましたー
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まさか、「袋のつくり」も大雑把とは!
大雑把というのは表現が厳し過ぎるのかもしれませんが、
日本のグラノーラでこんなに分厚い商品パッケージで、
しかも開封しづらいのは今までありませんでした…
この辺が、アメリカンですよねー ちょっと残念。
でも、人に伝える話しのネタにはなりましたね!
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ちなみに、↓コチラでもご紹介したように、
私は毎朝グラノーラを食べています。
比較研究のために、
いろんなメーカーの商品も試しているので、
その実体験からの評価ですー
IiI コンセプト通信 vol.8 フルーツグラノーラ
■お店のコンセプト、お客のコンセプト
実際に行ってみて、私たちが感じたことは…
1日を通じて楽しめる
NYのモダンなレストラン
というよりは、
むしろ、
NYの朝食を、TOKYOで!
というのが、
お客さまである私たちの印象でした。
最初に私たちがイメージしていたものが、
「ニューヨークの朝食」だったからです。
正直なところ「NYのモダンなレストラン」というのは、
ほとんど感じませんでした…
モダン
というコトバの定義が
あまりにも個人差が大きく、曖昧だからです。
でも、これは同時に
お客さまの勝手な期待の押しつけ
でもありますよねー
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この実体験を振り返って、
私は先入観の強さを学びました。
これを思うと、やはり…
お客さまのココロの内を知る
ということの大事さを感じます。
お客さまのことを、
もっと知る努力をしようと思いますー
2. まとめ
・お店を知るキッカケは「ネット検索xビッグネーム」だった
・前評判が良いと、試してみたくなるのが人間心理
・継続的にファンを飽きさせない努力が常に必要
・「お店の掲げるコンセプト」と、「お客さま目線のコンセプト」を一致させる努力をする