IiI コンセプト通信 vol.33 Sarabeth's

 

 「お客さまは自分の理想像にキーワードでたどり着く!」

 

 コンセプト 

 

 1日を通じて楽しめる

 「NYのモダンなレストラン」


 

もくじ:

 

 1. 体験レポ

 2. まとめ 

 3. 学び


1. 体験レポ

■あるキーワードで繋がって…


 

お義父さんがですね…

 

「ニューヨークの朝食を食べてみたいっ」

 

と、言い出しまして。

 

 

実は、うちのお義父さんは非常に好奇心旺盛な方なんです。

 

 

男性で、しかも、60代の男性の方って、大抵自分の好きな分野しか興味がなくありません?

 

そして、その分野から出て

 

 新しい世界を見てみよう

 

という気概が少ない気がしませんか?

 

たとえて言えば、ディズニーのヒロインのような

 

 好奇心に溢れた感じ

 

は、無いですよね… ジャズミンとか、ベルとか、アリエルとか…

 

みんなの好奇心が行動に繋がってますもんねー

 

↑この話しに ピン とこない男性は、

ぜひディズニー映画を観てみてくださいね!

 

女性の好奇心旺盛なとこに、きっと驚かれることと思いますー

 

 

話しがズレてしまいましたが、

とにもかくにも、お義父さんの願望を叶えるべく、

「ニューヨークの朝食」を探すことになりました…

 

もちろん最初の検索キーワードは…

 

 ニューヨーク 朝食

 

です!

 

 

 

 

次は、「パンケーキ」で検索していたのですが…

選択肢が多過ぎますっ!

 

もうね、選べないくらい多過ぎなんですー

 

特に「しあわせ系パンケーキ」の多いこと…

 

 

そこで、視点を変えて、

いつかテレビ番組で観た

 

 エッグベネディクト

 

を調べてみることに。

 

で、検索でたまたまひっかかったので、

試してみることになりましたー

 

 選ぶ理由

 

としては、

ちょっと消極的かもしれませんね…

 

 

ニューヨークの朝食 → パンケーキ → 今回は▲

 ↓  

エッグベネディクト◎

 ↓  

Sarabeth's サラベス

■店内はシンプルに


 

もう1つのコンセプトである

 

 シンプル・イズ・ベスト

 

は、お店の内装にも現れていますねー

 

白を基調として、余計なものは置かずにいることで、自然な高級感が醸し出されてますっ

 

実際、ゴチャゴチャしている店内インテリアですと、食事に集中できないですよね。

 

そう思いません?

 

やっぱり落ちついて、

美味しく食事を頂ける環境だからこそ、

飽きずにリピートしちゃいますよねー

■ニューヨークの朝食の女王


 

Sarabeth'sは、現地NYでは相当有名な朝食レストランだそうです。

 

その評判から、「日本でも出店」ということになったのでしょう。

 

2011年11月のオープン時には、 なんと3時間待ちもあったとのこと!

 

 

NYというネームバリューに、パンケーキという親しみ易いメニューであれば、なんだか行きたくなっちゃいますよねー

 

 

でも、私は最終的に

「エッグベネディクト」という

検索キーワードで探していたので、

エッグベネディクトを注文しちゃいましたっ

 

やっぱりキーワードって大事ですねー

■「おおっ」と思わず声がでるー


 

すごくないですか? この見た目。

 

ボリュームもさることながら、この丸みを帯びたシルエット。

 

アメリカっぽいとえば、アメリカっぽい「インパクトの強さ」を感じませんか?

 

このイングリッシュマフィンも相当ぶ厚くて、市販のものと比べると1.5倍〜2倍くらいです!

 

その厚み、およそ3cm!?

 

 

 

 

そして、このタマゴを見てみてください!

 

 「こんなに大きなタマゴがあるんかいっ」

 

というくらいに大きいですー

 

サイズもアメリカンですねっ

■看板メニューと周辺メニューの狭間で…


 

やっぱりパンケーキなんかが看板メニューのお店だと、その周辺のフレンチトーストや、エッグベネディクトなんかで3本柱になるんですかねー

 

 

家族みんなで卵料理だらけなので、見た目が黄色ばかり…

 

濃い緑のサラダが、かろうじて色の調和をたもってくれていました。

 

 

他にも、今回は注文してないですけど…

 

 ・グラノーラ

 ・ワッフル

 ・シェパーズパイ

 ・ハンバーガー

 ・サンドイッチ

 ・ケセディア(メキシカン)

 

なんかがあるんですよー

■朝食でくくって、その中で広げる


 

同時に、お店ではマフィンやグラノーラも販売しています。

 

店内メニューと同じものですので、気に入った方や、誰かにお土産を買いたい方には嬉しいですね!

 

初めてお店を訪れた方でも、お店のファンになれば買って帰るかもしれませんね…

 

 

 

 

というわけで、我が家も…

 

 「せっかくだから!」

 

という理由1つで、いくつかお土産に買って帰ることになりました!

 

お義父さんは、マフィンとグラノーラを買いました。

 

私はちゃっかり便乗して、グラノーラを買って頂きましたー

■アメリカンなグラノーラ


 

シンプルなパッケージに、お店の顔であるサラベスさんの写真がありました。

 

 

Sarabeth's というネーミングも、アメリカならではの 「サラベスの〜〜」 という感じでいいですね!

 

きっとアチラでは定番なんでしょうが、これは覚え易くて大変便利ですよねー

 

Jonathan's とか Denny's とかと一緒ですねー

 

味と食感もどちらかというと大雑把でした。

 

なんかね、歯ごたえがわりとあった気がします。

 

 

パッケージに Crunch (サクサク・バリバリ)と書いてあるので、これは然るべきポイントなのかもしれません。

 

これこそ、「コンセプトどおり」ですね!

 

 

最初は少し違和感があったのですが、

食べているうちに、なんだか楽しくなりましたー

 

 

 

 

まさか、「袋のつくり」も大雑把とは!

 

大雑把というのは表現が厳し過ぎるのかもしれませんが、

日本のグラノーラでこんなに分厚い商品パッケージで、

しかも開封しづらいのは今までありませんでした…

 

この辺が、アメリカンですよねー ちょっと残念。

 

でも、人に伝える話しのネタにはなりましたね!

 

 

 

 

ちなみに、↓コチラでもご紹介したように、

私は毎朝グラノーラを食べています。

 

比較研究のために、

いろんなメーカーの商品も試しているので、

その実体験からの評価ですー

 

IiI コンセプト通信 vol.8 フルーツグラノーラ

■お店のコンセプト、お客のコンセプト


 

実際に行ってみて、私たちが感じたことは…  

 

 1日を通じて楽しめる

 NYのモダンなレストラン

 

というよりは、

むしろ、

 

 NYの朝食を、TOKYOで!

 

というのが、

お客さまである私たちの印象でした。

 

 

最初に私たちがイメージしていたものが、

「ニューヨークの朝食」だったからです。

 

 

正直なところ「NYのモダンなレストラン」というのは、

ほとんど感じませんでした…

 

 モダン

 

というコトバの定義

あまりにも個人差が大きく、曖昧だからです。

 

 

でも、これは同時に

 

 お客さまの勝手な期待の押しつけ

 

でもありますよねー

 

 

 

 

この実体験を振り返って、

私は先入観の強さを学びました。

 

これを思うと、やはり…

 

 

 お客さまのココロの内を知る

 

 

ということの大事さを感じます。

 

お客さまのことを、

もっと知る努力をしようと思いますー

2. まとめ


 

・お店を知るキッカケは「ネット検索xビッグネーム」だった

 

・前評判が良いと、試してみたくなるのが人間心理

 

継続的にファンを飽きさせない努力が常に必要

 

・「お店の掲げるコンセプト」と、「お客さま目線のコンセプト」を一致させる努力をする

 


3. 学び