「ファン作りのための大事なポイントとは?」
コンセプト
コーヒー農園と街の架け橋として
すべての過程にこだわること
1. 体験レポ
■キッカケは奥さんの「クチコミ」で
VERVE COFFEE ROASTERS
新宿にあるバスターミナル、通称「バスタ」があります。
そこと、同じビルにあるNEWoManという商業ビルに、日本上陸1号店としてオープンしました!
…から、1年。
私は、
「まったくその存在を知りませんでした」
が、奥さんの導きにより行ってみることに!
■店内はオシャレな雰囲気… あれ、何処かで?
新しいカフェなので、
「とてもオシャレな雰囲気なんです〜」
というのは当たりまえかもしれません。
どちらかというと先日のカフェとの違いが、 はっきりとあるようには思えませんでした…
IiI コンセプト通信 vol.25 BlueBottleCoffee青山
やっぱり、そんなに違いがないかも…
■メニューはこんな感じ
クラフト紙に印刷しているようで、クラシックな雰囲気があって良いですね!
これで、ペラペラのラミネートのメニューだったら、気分も盛り上がりません。
そう思うと、やっぱり雰囲気づくりは重要ですねー
■看板メニューは「ニトロ」!?
今回の注文はウリの「ニトロ ブリュー」というコーヒー。
なんでも…
ゆっくり24時間かけ水出しで抽出したアイスコーヒーを 専用のサーバーで窒素を詰めながら注ぐ。
表面のきめ細かいクリーミーな泡立ちから、 まるで黒ビールのような滑らかな舌触りが特徴の 新感覚コーヒー
…だそうです。
まぁ、まずは飲んでみたのですが…
「超〜〜〜冷たい!」
しかも、風味に特徴があって、ちょっと表現できない味わいです。
コーヒーにはもちろんお店のこだわりがあるのですが、私の正直な感想としては…
「ん〜、口に合わないかも…」
でした。
なんかね、そもそも冷たすぎてよく分からないんですよね…
■カリフォルニア出身のカフェ
そう言われれば、確かにアメリカっぽいですねー
設備にしてみても、レトロとモダンが入り交じった感じでカッコイイです!
■大事にしていること…
コンセプトに掲げていたように…
コーヒー農園と街の架け橋として
すべての過程にこだわること
として、豆の買い付けから、焙煎/抽出までを一貫して行うということを理念としています。
それと、同時に心地よい接客、居心地の良さを追求した空間演出が、地元カリフォルニアでは人気の理由です。
以上、頂いた冊子より抜粋してみました。
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理想的なコンセプトを掲げてらっしゃいますね。
しかし、心地よい接客・居心地の良さということに関しては、お客さまそれぞれなので私は難しいと思います。
しかも、カリフォルニアでの心地よい接客・居心地の良さが、日本でも同じように通用するかと言ったら、そうではないでしょう。
「あんたっ、なにをエラソーに」
と、思われるかもしれません。
でも、実際に、アメリカからやってきて、
ローカライズ(地元化)してないお店
って
「ほとんど後でダメになる」
じゃないですか?
付け加えれば、アメリカで出店している
全てのお店のロケーションを調べてみましたが、
「駅ビル」で営業しているお店は1つも無いんですよね…
「駅ビル」でコーヒーを飲みにくるお客さんって、
どんな方か想像できませんか?
しかも、「駅ビル」なので、
アメリカの店舗のサイズと比較すると、
段違いに狭いです…
ここは、実店舗ビジネスの難しさですよねー
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2017年4月15日で一周年。
もっとファンをつくって、喜ばして欲しいですねー
きっとコンセプトに共感してくれるお客さまもいるはずですからっ
【特筆】
最初の写真。
実は、帰る間際に撮ったものだったんです。
それで、その時にスタッフ6〜7人が私に気が付いて、
手を振ってくれていた
のは、なんか嬉しかったですねー
なんて言うんですか、こう…
人としてのお付き合い
とでもいいますでしょうか?
お店とスタッフの存在が、
一気に身近に感じました!
これだけで
「また来ようかな…」
って思っちゃいますよねー
2. まとめ
・あっちの人気が、こっちの人気になるかどうかは地元化の調節が必要?
・コンセプトに共感しても、わざわざ足を運んでもらえるかは別問題
・「人間は感情で動く生きもの」を理解しよう
3. 学び
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