「世界観でファンを喜ばせるには?」
コンセプト
「不思議の国のアリス」がテーマの
ファンタジックな空間で楽しむレストラン
1. 体験レポ
■出会いのキッカケは…
実は私の奥さんはホテルのコンシェルジュをしております。
そこのホテルのお客さまに たまに聞かれるレストランのうちの1つが、この「不思議の国のアリス」レストランなのだそうです。
我が家は実体験を大事にしていますので、奥さんにも、お客さまにも、私にとっても参考になることがあるかと思い、新宿西口にあるお店まで行ってきましたー
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つまりクチコミにほぼ近い状態で、
その存在を知りましたー
やはりなにかに絞って突出すると…
・マスメディアの情報発信
・ブロガーの記事ネタ
・SNS拡散
・個人間のクチコミ
など、伝達経路が増えますね!
このレベルで構築できなくとも、
人の興味関心を惹く要素
は、必須ですねー
■「世界観」ってなんだろう
「不思議の国のアリス」の映画を観たことがある人なら、この通路にもきっと気が付くはず。
女王の庭
「あー、なんか映画で観たことある!」
なんて風に、ファンの方にはテンションが高まりますよね!?
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コンセプトが「不思議の国のアリス」なのだから、
やっぱりそうでないといけませんよねー
この他にも、ファンならば気が付く
アリスの世界にちなんだ装飾なんかもあると思います。
私は、「ふしぎの国のアリス」を一度しか観たことがないので、
その世界観を100%満喫することが出来ず、なんだか残念でした…
行く前に、再度映画を観てから行くべきでしたねー 失敗。
■「魔法の国」は「乙女心をくすぐる世界観」だった!?
見てください、このハートのシャンデリアをーー
女性ならば、まず間違いなくテンションあがりますよね!
40歳男性の私でも おぉっ と声を上げたほどですから。
とても可愛らしい装飾なので、格好の被写体ですよねー
実際、Instagramの投稿でもエラい人気ですよー
特に男性の方は、女性のことを学ぶために、見てみてさいねー
みんなのテンションの上がり具合が分かりますよっ
■ファンの想いに応える
お気づきですか?
"あの女王"の好きな「赤い薔薇」が、クッションになってるじゃないですか!
こういう細かいところに、お客さまが感動しますよねー
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来店されているお客さまの様子を見ていると、
このクッションを抱いて可愛くポーズを決めて
写真を撮っている方がいらっしゃいました。
これを思うと、
世代を問わず愛されていることがよく分かります。
やっぱり女性は「絵本の中のような世界」が、
好きなんですねー
この椅子たち、お気づきですかー
私にはなぜだか分からないんですけど、椅子がバラバラになってるんですね。
映画の中の、「あのハチャメチャな展開」に合わせてのことなんでしょうか。
それもこれも、世界観の統一のため…
そのために、ここは椅子がバラバラなんですねー
■ドリンクメニューにも「アリスの世界観」
奥さんによると、ドリンクの名前が映画の中のキャラクターや、セリフ、登場シーンを連想させるものがいくつかあって…
「選ぶのに、なんだかワクワクする」
とのことでした。
この ワクワク感 大事ですよねー
「人は感情で動く生き物」
という普遍の心理がありますので、
「どうすれば感動してくれるのか」
もしくは…
「どうすれば喜んで頂けるのか?」
に、フォーカスして事業の指針としたいですよね。
ということで、奥さんが選んだドリンクは…
「いたずらチャシャ猫のニヤニヤスマイル」
でした。
私には、ドリンクの色とオレンジの"造り"が、あのチャシャ猫を連想させますが…
いかがでしょうか?
ちなみに、味は柑橘系をつかっているだけあって、サッパリとして美味しかったですよー
■フードメニューはこんな感じ…
フードメニューに関しては、最初からあまり期待していなかったぶん、大した感動も、がっかり感もありませんでした。
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やはり、事前に各グルメ検索サイトのレビューで、評判を確認していました。
なので期待値のコントロールをしてから
実際にお店を訪れているで…
「えぇっ、思ってたのと違う…」
という
「お客さまの理想と現実のギャップによる摩擦」
は、ほぼゼロでした。
■注文したメニューがきました!
煮込みデミグラス
ハンバーグプレート
ただ、正直「見せ方(魅せ方)」は、 ちょっと がっかり かな〜と、 私は思いました。
「あんたっ、なにをエラソーに!」
と、思われるかと思います。
ですので、ファンの方がいましたら、ぜひお聞きしたいと思うのですが、
この「見せ方(魅せ方)」いかがでしょうか?
がっかり?
満足?
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ランチメニューなので、こんなものなのかもしれませんね…
それでも、1,380円しますけど。
しかも、サラダボウルが、上げ底だったんです…
■実際に行ってみて分かったこと
印象に残っていることと言えば、
やはり
「女性客の反応ぶり」
です。
店内でお見かけした女性客たちは…
女子会で集まっていた(個室貸切)
女子トークがメイン
キャーキャー言うのは意外にもほどほど
1人で来店している方もいた
映画の話しもたまに出た
アリスの映画を観たこともない子もいた
写真を撮る女性も多かった
ハートの装飾は人気だった
グラスのデザインの微妙な違いに気付いた
…という感じでした。
なお、私が事前にネットで検索した
前評判(=実体験からのレビュー)では…
・女子会
・誕生会
・パーティー
が、多かったです。
ということで、こちらのレストランのコンセプトを
最大限に活かすには、上記の3点を強くアピールしたり
枠組みをしっかりと作ることなんでしょうね!
だって、「お客さまの声」にそう書いてありますからっ
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それと、
「娘と一緒に…」
というお母さまたちが多かったのは、
とても印象的でした。
「娘を喜ばせたい」
という母親心なんでしょうね… ステキです。
この「お客さまの反応をきちんと取り入れる」として、
ぜひ、母と娘の特別メニューを提供して欲しいですよねー
きっと「感動的で忘れられない体験」になることでしょう!
2. まとめ
・すでにそこにある認知度を活用する
・原作のファンの方にも、そうでない方にも世界観で魅了する
・ある程度、幅の広い客層に対応できるコンセプトの絞り込みにしている
・ご利用別シーン(女子会・誕生会)で、選ばれる確立がより高まるコンセプト作り
3. 学び
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