IiI コンセプト通信 vol.4 俺のイタリアン TOKYO 銀座

 

 「関係者みんなが喜ぶコンセプトを作るには?」

 

 コンセプト 

 

 一流のシェフが手掛ける高級料理を

 高い客回転率により、低価格で提供する


 

もくじ:

 

 1. 体験レポ

 2. まとめ 

 3. 学び


1. 体験レポ

■人気のお店は場所を選ぶ?選ばない?


 

「俺の〜」シリーズのレストラン。

 

TVや雑誌、ニュースサイトなどのメディアでたくさん紹介されていたので、ずっと気になっていたんです。

 

事前情報のおかげで、なんだか勝手に期待値が高まってしまっていますが、落ち着いて臨みたいと思いますっ

 

勝手な期待値を押し付けては、イケないのでー

 

 

なぜ銀座という場所で どのくらい「俺」なのか、

要チェックですね!

 

 

 

 

<メモ>

 

 ・ミシュランの星付きレストランで働いたことのあるシェフが作る

 

 ・原価率60%以上で食事を提供(一般的なレストランは30%程度)

 

 ・1日3回転以上の客回転で利益を出す仕組み

■店内はぎっしりとして密着度が高かった


 

事前にネット予約をしていたので心配はありませんでした。

 

情報グルメサイトではなく、自前の予約ナビを持っているのは人気店の証ですね!

 

(toretaという予約サービスを活用)

 

実際、待つ事ほどムダな時間はないので、これは助かりますー

 

 

13時に入店。

お店は152席。

 

 

全席着席になっているのには、驚きました。

 

立ち食いスタイルが基本だと思っていたので…

 

確か当初は立ち食いも話題づくりと、

客回転数=売上に貢献していたと思うのですが、

やっぱりヤメたんですね。 そりゃそうですよね。

 

 

このタイプの外食だと、

1時間半くらいはフツーにかかりますもん。

 

 

尚、店内ですが、

画像どおりにギュウギュウ詰めです。

 

これも客回転数をあげるためなんですね。

■メニューから「読めるもの」とは?


 

これが、メニューです。

 

全部「俺の」から始めるんですねー

 

 

お気付きですか? その1

 

銀座なのに

ほとんどのメニューが1,000円以下なんですよー

 

お気付きですか? その2  

 

銀座なのに

メニューがペラペラのラミネートなんですよー

■食事はやはり美味しかった


 

いろいろと検討した結果、普段あまり食べたことのないメニューをチョイス!

 

 

 ・北海道産リコッタチーズのサラダ仕立て〜はちみつマスタード

 

 ・ナスとアンチョビ モツァレラチーズの挟み揚げ

 

 ・キャベツとアンチョビバター卵入り

 

 ・トリュフとポルチーニのビスマルク

 

 

たった4つなのに、

ボリューム満点過ぎて食べきれません!

 

思わずとなりの女性にピザをあげちゃいました!

 

 

肝心な味のほうですが、

もちろん美味しかったですよー 

 

気持ち食事がしょっぱいのか、飲み物が欲しくなりましたので2杯目を注文!

 

 

バージンモヒート

 

 

これ、美味しかったですー

 

ミント、ライム、ソーダで作っていると思うんですが、とてもさっぱりしていて、注文した料理にはよく合いました。

 

(氷ばっかりですけど…)

 

見た目もオシャレですね!

■「創意工夫」で顧客体験価値をアップ!


 

めっちゃ近いです!

 

オープンキッチンの目の前にカウンターがあるお店は珍しくないですが、ほとんど遮るものがないこのカウンターはすごいです。

 

 

 お客さまには臨場感

 料理人たちには緊張感

 

 

もはやエンターテイメント的なライブキッチンですね!

 

 

こちらの銀座店では、

平日夜/週末昼〜夜には、

ライブミュージックがあるようです。

 

自分がおじゃました時は、

平日昼でしたので、

それがどんなのかは謎です。

 

気になる方は、

youtubeで検索してみてくださいませーー

■最後にあとで学んだ大事なこと


 

 どうやってこのコンセプトを見いだしたのか?

 

そう疑問に思いますよね?

 

これは、多数のメディアにも掲載されていますし、

代表の坂本孝さんの著書の中にもありますが、

ざっくり書き出すと以下の点に尽きると思いました。

 

 

 ・業界の不満を解消する(料理人)

 

 ・業界の常識にとらわれない(原価率)

 

 ・既にあるものを組み替えた(立ち飲み屋)

 

 

特に、料理人の方たちの

 

 ココロの内を汲み取ったこと

 

が、協力を得る上で大きかったようです。

 

 

やはりほとんどのレストランが原価率を下げて、

目の前の利益を優先しますからね…

 

 

料理人の方の中には、

 

 「やってらんねー」

 

なんて不満があってしかるべきですよねー

 

 

ざっくりと抽象的に書き出しましたが、

いかがでしょうか?

 

私たちのビジネスにも応用できそうな気がしますね!

2. まとめ


 

・高級食材x一流の料理人というインパクト

 

・立ち飲み屋x原価率高い料理という仕組み

 

・料理人の業界への不満を解決するコンセプト

 


3. 学び