「関係者みんなが喜ぶコンセプトを作るには?」
コンセプト
一流のシェフが手掛ける高級料理を
高い客回転率により、低価格で提供する
1. 体験レポ
■人気のお店は場所を選ぶ?選ばない?
「俺の〜」シリーズのレストラン。
TVや雑誌、ニュースサイトなどのメディアでたくさん紹介されていたので、ずっと気になっていたんです。
事前情報のおかげで、なんだか勝手に期待値が高まってしまっていますが、落ち着いて臨みたいと思いますっ
勝手な期待値を押し付けては、イケないのでー
なぜ銀座という場所で どのくらい「俺」なのか、
要チェックですね!
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<メモ>
・ミシュランの星付きレストランで働いたことのあるシェフが作る
・原価率60%以上で食事を提供(一般的なレストランは30%程度)
・1日3回転以上の客回転で利益を出す仕組み
■店内はぎっしりとして密着度が高かった
事前にネット予約をしていたので心配はありませんでした。
情報グルメサイトではなく、自前の予約ナビを持っているのは人気店の証ですね!
(toretaという予約サービスを活用)
実際、待つ事ほどムダな時間はないので、これは助かりますー
13時に入店。
お店は152席。
全席着席になっているのには、驚きました。
立ち食いスタイルが基本だと思っていたので…
確か当初は立ち食いも話題づくりと、
客回転数=売上に貢献していたと思うのですが、
やっぱりヤメたんですね。 そりゃそうですよね。
このタイプの外食だと、
1時間半くらいはフツーにかかりますもん。
尚、店内ですが、
画像どおりにギュウギュウ詰めです。
これも客回転数をあげるためなんですね。
■メニューから「読めるもの」とは?
これが、メニューです。
全部「俺の」から始めるんですねー
お気付きですか? その1
銀座なのに、
ほとんどのメニューが1,000円以下なんですよー
お気付きですか? その2
銀座なのに、
メニューがペラペラのラミネートなんですよー
■食事はやはり美味しかった
いろいろと検討した結果、普段あまり食べたことのないメニューをチョイス!
・北海道産リコッタチーズのサラダ仕立て〜はちみつマスタード
・ナスとアンチョビ モツァレラチーズの挟み揚げ
・キャベツとアンチョビバター卵入り
・トリュフとポルチーニのビスマルク
たった4つなのに、
ボリューム満点過ぎて食べきれません!
思わずとなりの女性にピザをあげちゃいました!
肝心な味のほうですが、
もちろん美味しかったですよー
気持ち食事がしょっぱいのか、飲み物が欲しくなりましたので2杯目を注文!
バージンモヒート
これ、美味しかったですー
ミント、ライム、ソーダで作っていると思うんですが、とてもさっぱりしていて、注文した料理にはよく合いました。
(氷ばっかりですけど…)
見た目もオシャレですね!
■「創意工夫」で顧客体験価値をアップ!
めっちゃ近いです!
オープンキッチンの目の前にカウンターがあるお店は珍しくないですが、ほとんど遮るものがないこのカウンターはすごいです。
お客さまには臨場感
料理人たちには緊張感
もはやエンターテイメント的なライブキッチンですね!
こちらの銀座店では、
平日夜/週末昼〜夜には、
ライブミュージックがあるようです。
自分がおじゃました時は、
平日昼でしたので、
それがどんなのかは謎です。
気になる方は、
youtubeで検索してみてくださいませーー
■最後にあとで学んだ大事なこと
どうやってこのコンセプトを見いだしたのか?
そう疑問に思いますよね?
これは、多数のメディアにも掲載されていますし、
代表の坂本孝さんの著書の中にもありますが、
ざっくり書き出すと以下の点に尽きると思いました。
・業界の不満を解消する(料理人)
・業界の常識にとらわれない(原価率)
・既にあるものを組み替えた(立ち飲み屋)
特に、料理人の方たちの
ココロの内を汲み取ったこと
が、協力を得る上で大きかったようです。
やはりほとんどのレストランが原価率を下げて、
目の前の利益を優先しますからね…
料理人の方の中には、
「やってらんねー」
なんて不満があってしかるべきですよねー
ざっくりと抽象的に書き出しましたが、
いかがでしょうか?
私たちのビジネスにも応用できそうな気がしますね!
2. まとめ
・高級食材x一流の料理人というインパクト
・立ち飲み屋x原価率高い料理という仕組み
・料理人の業界への不満を解決するコンセプト