「明確で、印象に残って、他にはない、●作りを!」
コンセプト
ベトナムフォーのお店
1. 体験レポ
■ベトナムフォーのお店
渋谷駅、ハチ公から徒歩10分くらいの西側エリアにあるのがベトナムフォーのお店「ハノイのホイさん」です。
ベトナムフォーのお店
ハノイのホイさん
余談ですが、◎◎の■■は、
私の推しのネーミング方法ですー
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ここは、私がココロ密かに
いつか開催したいと思っている
「世界グルメ旅の会」※仮称
の下調べで、
ベトナム料理を調べている時に知ったのがキッカケです。
日本でも、数年前にはフォーのブームもありましたし、
ここ2〜3年ではベトナムへの旅行客の数も
急増しているそうです。
こうなると、両方の面から、
ベトナム食の人気がもっと出そうな予感ですねー
もちろん「パクチー」という
HOTキーワード
の後押しもありますよ!
■誰にでも分かりやすい=伝わりやすい看板
個人的にとても好印象だったのが…
「フォーとは?」
が、目立つように書いてあることです。
なぜなら…
・人は不透明なものには手を出さない
・誰にでも分かるように紐解いて書く
・丁寧な説明ぶりが、味にも期待をもたせる
というのが、
頭に瞬時に浮かびました。
どこかの学説で読みましたが、
人が判断するまでの時間は数秒だそうです。
なので、看板を見て…
「おぉっ、分かりやすい♪」
となるか、
「ちっ、きちんと説明しろよー」
となるかで、
その後のお付き合いに大きく影響しますからねー
■お店の盛況ぶりとベトナムの雰囲気
ライブ感満載のオープンキッチンですね!
カウンターで食べられるお店は、
これまでもいくつか行きましたが
こんなにキッチンの仕切りが低いのは
初めて見ました。
きっと私が初めてなだけで、
世の中にはいっぱいあるんでしょうけど、
なんかもはやエンターテイメントですね!
同時に、食べる時には落ち着かないかもしれませんが…
そこのところ、
実際のお客さまに聞きたかったです。
現地ベトナムでの写真がいくつか掲載されていました。
「ベトナムといえば…」の写真です。
アオザイに、蓮の花、現地の子どもが
セレクトされているのもいーですよね!
お店の雰囲気づくりに一役買っています!
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やっぱり、こういうのがあると無いとでは、大違いですよねー
ベトナムに行ったことのある人は、
どこか懐かしい気分になるでしょう。
また、ベトナムに行ったことが無い人でも
「あぁ、こんなところなんだぁ…」
と、感情移入しやすくなるので、
やはりビジュアルを意識した小物で
世界観を演出していきたいですよねー
程よいアジアンテイストのおかげで、
オシャレでありながら
落ち着いた雰囲気の店内。
ベトナム式ちょうちんも、
趣きがありますね。
名産品でもあるんですよー
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驚くのは、男性客の多さ!
こういうテーマの強いお店って、
あまり男性客はこないと思っていました。
が、次々と男性客がきていたのには、
なにか局地的なブームでもあるのかとさえ
思いました。
なにせ、
好奇心の強い女性は好感し、
めんどくさがりな男性は敬遠す
というのが、私の仮説ですから。
■細かいココロ配りがメニューの随所に
「ハノイのホイさん」のメニューは、
どれも分かりやすくて素晴らしかったです!
・共通語である↓(矢印)を使って説明
・視覚で伝わるように、写真を多数用意
・コトバで伝わるように、説明書きが適度にある
これを見てて思ったのは…
・初めてベトナム料理を食べる人のことを考えている
・初めて「ハノイのホイさん」で食べる人のことを考えている
です。
とかく、私たちは主観でものごとを考えるじゃないですか。
まさに、客観的な配慮に感動ですー★
お客さまのココロの内を知りましょう
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実例として、以前行った
赤坂にあるトルコレストランでは、
文字での表現がほぼ無くて
想像力を働かせながら注文
することになりました。
ほんの一行程度で、初めての料理を頼むのって
結構勇気が要りますよねー
■注文したフォーはコチラ!
私は、定番メニューである「牛肉のフォー」のセットにしました。
セットメニューなので、サイドディッシュと「蓮茶とショウガのゼリー」がついてきます。
サイドディッシュは、ベトナムミニ屋台どんぶりで、19種類の中から、お店側が日替わりで決めて提供しています。
今日は「ビーフンと野菜の黒しょうゆ炒め」でした。
そして!
毎週平日は、日替わりで、
更なるサービスがあるんです!
木曜日に行ったので、
なんとトッピングが1つ無料でしたー
こういうちょっとしたサービスって
嬉しいですよねー
私は、牛肉のフォーを頼んでおきながら、
「蒸し鶏」をチョイス…
って、それってほぼメインの具材では?
このサービスは、すごいですね!
奥さんは、「白胡麻坦々フォー」 のセットを注文しました。
もうね、見るからに美味しそうなんです!
実際、少し頂きましたが、ゴマの風味と、ピリ辛"濃厚"スープが最高ですー
次回は、こちらを注文しようと
「1口食べたでけで」
そう思いました!
尚、サイドディッシュは、
「エビの生春巻き」です。
ベトナム料理の二大看板料理を、
ランチに一度に味わえるのは
かなり嬉しいですよねー
こうなると…
「もう、選んじゃうっ」
って感じですよね!
「ハノイのホイさん」をランチの候補地として
アテにしている人も多いのでは?
■有ると、無いとでは大違い!
この「ヌクチャム」は、
ベトナムの万能タレなんですって。
どこの国にもありますよね、
万能タレって。
日本なら、醤油?
韓国なら、コチュジャン?
タイなら、ナンプラー? ナムチム?
みたいな。
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ここで着目したいのは、またしても「説明書き」です。
見て下さい、このシンプルながらも、
写真付きの説明書きを
きちんとスタンドに入れて
テーブルの上に常備している姿を!
逆に、これが「何も無い状態」を
想像してみてください。
店員さんに 恐る恐る 聞くしか無いですよね?
しかも、(日本語通じるのかなぁ)とか思いながら!
※ハノイのホイさんは、
ベトナムからの留学生を
積極的に受け入れているんです!
もしくは、説明書きをラミネートしたものを、
テーブルの上に てろんっ と、
放置されているだけだったら!
お客さまのココロの内を知りましょう
ベトナムでは、蓮茶が「国民的お茶」なんですね。
やはりこちらも同様に「説明書き」が、
必要充分で詳しく置いてありました。
もうね、こうなると
「店主のココロ掛けが素晴らしいと」
しか言えませんね。
逆に、こういう細かいトコをやっていない店主は…
(ど〜いうつもり?)
って、「客に言わせます」よね!
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ちなみに、お義母さんへのお土産として、
この蓮茶70gを試しに買ってみました!
実際、お店で提供されているのも
お水ではなく、蓮茶でして
それが美味しかったので!
尚、ココロに響いたコトバ(キーワード)は…
・お茶
・老廃物を除去
・美肌
・楊貴妃
・薬草茶
・利尿作用
・冷やしても美味しい
でした!
ということで、
広告/チラシを作成する際にも…
お客さまのココロの内を知りましょう
■ホイさん
お店に行ってから初めて知ったのですが、
店主が「ホイさん」ってワケではないんですね。
店主(きめ細かいお店の作りから察するに女性?)が、お店をOPENするにあたり、現地ベトナムでたくさんお世話になった方が、この「ハノイのホイさん」なんですね!
その感謝の想いがここにも表れているんですねー
Webサイトの「ごあいさつ」でも、ホイさんのことについて触れています。
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実際の話し(実在の話し)なだけに、
「他にはない」
部分が、ココロに響きますよねー
人間は感情で動く生き物
■お店情報
2. まとめ
・● → 場=コンセプト+環境づくり
・●を作るための軸は、お客さまのココロの内を知ること
・●が、お客さまのココロに定着すれば、その前後左右への展開の可能性が開ける