IiI コンセプト通信 vol.47 ハノイのホイさん(渋谷)

 

 「明確で、印象に残って、他にはない、●作りを!」

 

 コンセプト 

 

 ベトナムフォーのお店


 

もくじ:

 

 1. 体験レポ

 2. まとめ 

 3. 学び


1. 体験レポ

■ベトナムフォーのお店


 

渋谷駅、ハチ公から徒歩10分くらいの西側エリアにあるのがベトナムフォーのお店「ハノイのホイさん」です。

 

 ベトナムフォーお店

 

 ハノイホイさん

 

余談ですが、◎◎■■は、

私の推しのネーミング方法ですー

 

 

 

 

ここは、私がココロ密かに

いつか開催したいと思っている

 

 「世界グルメ旅の会」※仮称

 

の下調べで、

ベトナム料理を調べている時に知ったのがキッカケです。

 

 

日本でも、数年前にはフォーのブームもありましたし、

ここ2〜3年ではベトナムへの旅行客の数も

急増しているそうです。

 

こうなると、両方の面から、

ベトナム食の人気がもっと出そうな予感ですねー

 

もちろん「パクチー」という

 

 HOTキーワード

 

の後押しもありますよ!

■誰にでも分かりやすい=伝わりやすい看板


 

個人的にとても好印象だったのが…

 

 「フォーとは?」

 

が、目立つように書いてあることです。 

 

 

なぜなら…

 

 

 ・人は不透明なものには手を出さない

 

 ・誰にでも分かるように紐解いて書く

 

 ・丁寧な説明ぶりが、味にも期待をもたせる

 

 

というのが、

頭に瞬時に浮かびました。

 

 

どこかの学説で読みましたが、

人が判断するまでの時間は数秒だそうです。

 

なので、看板を見て…

 

 「おぉっ、分かりやすい♪」

 

となるか、

 

 「ちっ、きちんと説明しろよー」

 

となるかで、

その後のお付き合いに大きく影響しますからねー

■お店の盛況ぶりとベトナムの雰囲気


 

ライブ感満載のオープンキッチンですね!  

 

 

カウンターで食べられるお店は、

これまでもいくつか行きましたが

こんなにキッチンの仕切りが低いのは

初めて見ました。

 

 

きっと私が初めてなだけで、

世の中にはいっぱいあるんでしょうけど、

なんかもはやエンターテイメントですね!

 

同時に、食べる時には落ち着かないかもしれませんが…

 

そこのところ、

実際のお客さまに聞きたかったです。

 

 

 

現地ベトナムでの写真がいくつか掲載されていました。

 

「ベトナムといえば…」の写真です。

 

アオザイに、蓮の花、現地の子どもが

セレクトされているのもいーですよね!

 

お店の雰囲気づくりに一役買っています!

 

 

 

 

やっぱり、こういうのがあると無いとでは、大違いですよねー

 

ベトナムに行ったことのある人は、

どこか懐かしい気分になるでしょう。

 

また、ベトナムに行ったことが無い人でも

 

 「あぁ、こんなところなんだぁ…」

 

と、感情移入しやすくなるので、

やはりビジュアルを意識した小物で

世界観演出していきたいですよねー

 

 

程よいアジアンテイストのおかげで、

オシャレでありながら

落ち着いた雰囲気の店内。

 

ベトナム式ちょうちんも、

趣きがありますね。

 

名産品でもあるんですよー

 

 

 

 

驚くのは、男性客の多さ!

 

こういうテーマの強いお店って、

あまり男性客はこないと思っていました。

 

が、次々と男性客がきていたのには、

なにか局地的なブームでもあるのかとさえ

思いました。

 

なにせ、

 

 好奇心の強い女性は好感し、

 めんどくさがりな男性は敬遠す

 

というのが、私の仮説ですから。

 

■細かいココロ配りがメニューの随所に


 

「ハノイのホイさん」のメニューは、

どれも分かりやすくて素晴らしかったです!

 

 

 ・共通語である↓(矢印)を使って説明

 

 ・視覚で伝わるように、写真を多数用意

 

 ・コトバで伝わるように、説明書きが適度にある

 

 

これを見てて思ったのは…

 

 

 ・初めてベトナム料理を食べる人のことを考えている

 

 ・初めて「ハノイのホイさん」で食べる人のことを考えている

 

 

です。

 

とかく、私たちは主観でものごとを考えるじゃないですか。

 

まさに、客観的な配慮に感動ですー★

 

 

 お客さまのココロの内を知りましょう

 

 

 

 

実例として、以前行った

赤坂にあるトルコレストランでは、

 

 文字での表現がほぼ無くて

 想像力を働かせながら注文

 

することになりました。

 

 

ほんの一行程度で、初めての料理を頼むのって

結構勇気が要りますよねー

■注文したフォーはコチラ!


 

私は、定番メニューである「牛肉のフォー」のセットにしました。

 

セットメニューなので、サイドディッシュと「蓮茶とショウガのゼリー」がついてきます。

 

 

サイドディッシュは、ベトナムミニ屋台どんぶりで、19種類の中から、お店側が日替わりで決めて提供しています。 

 

今日は「ビーフンと野菜の黒しょうゆ炒め」でした。

 

 

そして!

 

毎週平日は、日替わりで、

更なるサービスがあるんです!

 

木曜日に行ったので、

なんとトッピングが1つ無料でしたー

 

こういうちょっとしたサービスって

嬉しいですよねー

 

 

私は、牛肉のフォーを頼んでおきながら、

「蒸し鶏」をチョイス…

 

って、それってほぼメインの具材では?

 

このサービスは、すごいですね!

 

 

 

奥さんは、「白胡麻坦々フォー」  のセットを注文しました。

 

もうね、見るからに美味しそうなんです!

 

実際、少し頂きましたが、ゴマの風味と、ピリ辛"濃厚"スープが最高ですー

 

次回は、こちらを注文しようと

 

 「1口食べたでけで」

 

そう思いました!

 

 

尚、サイドディッシュは、

「エビの生春巻き」です。

 

ベトナム料理の二大看板料理を、

ランチに一度に味わえるのは

かなり嬉しいですよねー

 

 

こうなると…

 

 「もう、選んじゃうっ」

 

って感じですよね!

 

 

「ハノイのホイさん」をランチの候補地として

アテにしている人も多いのでは?

■有ると、無いとでは大違い!


 

この「ヌクチャム」は、

ベトナムの万能タレなんですって。

 

どこの国にもありますよね、

万能タレって。

 

日本なら、醤油?

韓国なら、コチュジャン?

タイなら、ナンプラー? ナムチム?

 

みたいな。

 

 

 

 

ここで着目したいのは、またしても「説明書き」です。

 

 

見て下さい、このシンプルながらも、

 

 写真付きの説明書きを

 きちんとスタンドに入れて

 

テーブルの上に常備している姿を!

 

 

逆に、これが「何も無い状態」

想像してみてください。

 

 

店員さんに 恐る恐る 聞くしか無いですよね?

しかも、(日本語通じるのかなぁ)とか思いながら!

 

 

※ハノイのホイさんは、

ベトナムからの留学生を

積極的に受け入れているんです!

 

 

もしくは、説明書きをラミネートしたものを、

テーブルの上に てろんっ と、

放置されているだけだったら!

 

 お客さまのココロの内を知りましょう

 

 

 

ベトナムでは、蓮茶が「国民的お茶」なんですね。  

 

やはりこちらも同様に「説明書き」が、

必要充分で詳しく置いてありました。

 

もうね、こうなると

 

 「店主のココロ掛けが素晴らしいと」

 

しか言えませんね。

 

逆に、こういう細かいトコをやっていない店主は…

 

 (ど〜いうつもり?)

 

って、客に言わせます」よね!

 

 

 

 

ちなみに、お義母さんへのお土産として、

この蓮茶70gを試しに買ってみました!

 

実際、お店で提供されているのも

お水ではなく、蓮茶でして

それが美味しかったので!

 

尚、ココロに響いたコトバ(キーワード)は…

 

 ・お茶

 ・老廃物を除去

 ・美肌

 ・楊貴妃

 ・薬草茶

 ・利尿作用

 ・冷やしても美味しい

 

でした!

 

ということで、

広告/チラシを作成する際にも…

 

 

 お客さまのココロの内を知りましょう

■ホイさん


 

お店に行ってから初めて知ったのですが、

店主が「ホイさん」ってワケではないんですね。

 

店主(きめ細かいお店の作りから察するに女性?)が、お店をOPENするにあたり、現地ベトナムでたくさんお世話になった方が、この「ハノイのホイさん」なんですね!

 

その感謝の想いがここにも表れているんですねー

 

Webサイトの「ごあいさつ」でも、ホイさんのことについて触れています。

 

 

 

 

実際の話し(実在の話し)なだけに、

 

 「他にはない」

 

部分が、ココロに響きますよねー

 

 

 人間は感情で動く生き物

■お店情報


 

 

 ハノイのホイさん

 

 URL:http://www.hoi-san.com

2. まとめ


 

・● → コンセプト+環境づくり

 

・●を作るためのは、お客さまのココロの内を知ること

 

・●が、お客さまのココロに定着すれば、その前後左右への展開の可能性が開ける

 


3. 学び