IiI コンセプト通信 vol.52 鎌倉パスタ

 

 「ズラしてアピールが集客に効くんですっ」

 

 コンセプト 

 

 デュラムセモリナ粉100%の生麺を活かしたパスタを

 お箸で食べることができる和風イタリアンです。


 

もくじ:

 

 1. 体験レポ

 2. まとめ 

 3. 学び


1. 体験レポ

■選んだキッカケ


 

先日、東京・市ヶ谷にある「鎌倉パスタ」さんに行って参りました!

 

周囲のオフィスビルに加えて、

法政大学(別館)と大妻女子大学の間

というかなり好立地。 

 

 

 

 

今回、既になんども登場している

お義母さんの炭水化物好きに合わせて

 

 喜んでもらえたらうれしいなぁ

 

と思って、

生パスタをウリにしている

「鎌倉パスタ」さん@市ヶ谷店に

行くことにしたんですー

 

家族で、車で、30分かけて

わざわざ行きました!

■ウリをしっかりと伝える大事さ


 

お店のネーミングは「鎌倉パスタ」なれど、ウリは「生パスタ」です。

 

パスタですけど、生パスタなんです!

 

パスタを出すレストランって余るほど

世の中に存在しているじゃないですか?

 

それでも選ばれているという事実を踏まえれば、わざわざ…

 

 全く同じ土俵で勝負する

 

ことは、下策すぎます。

 

お客さまにはなんの魅力もなく

下手したら「ただのパクり」と思われちゃいます。

 

 

ですので、

 

 ズラす!

 

という戦略を忘れずに取り入れましょう。

 

 

そして、そのウリ

しっかりとアピールしましょう! 

 

 

 

 

ちなみに、誰にも経験があると思いますが、

やはり…

 

 人は誰しも、人の話しを

 主観的には聞いていない

 

ということがありますので、

出来る限り目のつくところに

お店のウリを伝える努力をしたいですねー 

■世界観も忘れずに!


 

「鎌倉パスタ」さんのコンセプトにもありました「和風イタリアン」というこのコトバ。

 

忘れてはいけないのが、

コトバの威力

 

コンセプトとして宣言する以上、

ここがブレてはいけません。

 

 

「和風イタリアン」というからには、

その世界観を作ることも忘れずに。

 

 

例えば…

 

 「お箸で食べることができる…」

 

って、書いてあるのに、

テーブルでお箸が見つからないことに

お客さまは気が付きますし、がっかりもします。

 

 

 コンセプト=コミットメント

 

 

でもあるので、

 

 

 自分で宣言するからには一貫性を守る

 

 

ということ死守しないと

ビジネスでイチバン大事な要素である

信頼が得られませんので。

■定番+限定→飽きのこない提案づくり


 

↑定番メニュー ↓季節限定メニュー

 

いずれも、同じ土俵でビジネスをする方なら

誰でも出来ることですよね。

 

 

これをしているところには、

プラス1ポイント。

 

これをしていないところには、

マイナス1ポイント。

 

 

あなたがお客さまなら、どちらを選びますか?

 

どちらのお店に「また行きたい!」と思いますか?

 

■差別化はできる範囲で◎


 

この「鎌倉パスタ」さんは、

なんとオプションで「パンの食べ放題」が

選べます!

 

 焼き立てパンが食べ放題

 

というインパクトのあるお店からの提案に

ビビッと響くお客さまは多いですよね。

 

だって、「◎◎し放題」って、どんな分野のサービスでも人気ですもの。

 

人間の食欲と、好奇心と、怠惰さとに掛け合わせた

とてもエゲつなくもありがたいサービスですね!

 

 

 

 

大事なポイントとしては…

 

  • 食べ放題で利益がでなくても良い
  • 同じ小麦粉を使ったサービスでムリがない
  • セルフサービスなので、手間が少ない

 

という

 

 あなたの事業にも

 すぐに応用できそうなサービス

 

だと思いませんか?

■本命商品には自力が必要!


 

 それって、あたり前では?

 

 そうです、そうなんです。

 

 あたり前のことを、

 あたり前のようにやる

 

この自力なくして、

先にお伝えした集客にまつわる戦略は

全然活かすことはできません。

 

 

なので、ここで足下をすくわれないように

まずは自力で足下固めをしっかりすることにしましょう!

■お店情報


 

 鎌倉パスタ

 

 Webサイト:http://www.saint-marc-hd.com/kamakura

 

2. まとめ


 

・混雑を避けてズラすが勝ち(価値)

 

・興味/関心を得るために、ムリなくできる範囲の集客商品を用意する

 

・定番&季節の商品で飽きさせない提案を!

 


3. 学び