1. ブランディングとは?
お客さまのブランドに対する共感や信頼を高めて、
価値をあげるマーケティング戦略
…というのが通説ですよね。
なんだかわかりづらいので、
ここでは下記のように定義しましょう。
ここは2段階で考えましょう。
【1】まずは認知されなければいけない
ほとんどのビジネスは、(コンセプトが無ければ)認知してもらうことすらも難しいのです。
【2】どのように認知されるか
なぜなら、企業サイドが打ち出すブランドイメージよりも、お客さまが自然にもつイメージのほうがよっぽど重要だからです。
企業の想い <<< お客さまの想い
では、具体例を見てみましょう!
2. 比較でわかる!成功例
【1】Louis Vuitton
【2】Apple
【3】セブンイレブン
あなたは、これらのブランドをどのようにイメージ(認知)していますか?
私は、ブランドの名前を聞いただけで、"瞬間的に"こんなことが思い浮かびました。
↓
【1】Louis Vuitton
a. 高級バッグ
b. フランスのファッションブランド
c. フランスで旅行鞄職人が立ち上げたブランド
d. 偽物と本物が見分けがつかないくらい出回ってるブランド
e. 日本人女性の憧れ?
【2】Apple
a. iPhone
b. リンゴマーク
c. スティーブ・ジョブス
d. マッキントッシュ
e. 先進的なデザイン&圧倒的な操作性
f. なんかワクワクする製品を世の中に産み出すアメリカの会社
【3】セブンイレブン
a. コンビニ
b. 24時間営業
c. セブンプレミアム
d. 100円コーヒー
e. 銀行ATMがある
f. セブンイレブン、いい気分
ちなみに、私は上から順に「価格が高くても需要があるブランド」と認知しています。
では、次に、【1】【2】【3】を、ライバルと比較してみましょう。
【1】プラダ・グッチ
【2】マイクロソフト(OS)・アンドロイド(OS)・サムスン(スマホ)・DELL(PC)
【3】ローソン・ファミリーマート
どうでしょう。 どんなイメージが思い浮かびましたでしょうか?
3. 差別化を抽象的にしたもの
例えば、【1】Louis Vuitton。
「高級ブランド」という一般化されたイメージだけではないはずです。
そのあとに、必ず違いのわかるイメージがあります。
それは、ロゴだったり、イメージカラーだったり、特徴的なシリーズ製品だったり、はたまた広告ディスプレイの世界観だったりもします。
いかがでしょうか?
なにか違いのわかるイメージが湧きませんか?
それこそが、ブランディングなのです。
[まとめ]
- コンセプト = お客さまの問題とあなたの解決策の焦点
- ブランディング = お客さまにどのように認知されているか