1-8. ブランディングとは何が違うのか?

コンセプト ブランディング 作り方


1. ブランディングとは?

 "ブランディングとは 

  お客さまのブランドに対する共感や信頼を高めて、

  価値をあげるマーケティング戦略

 

 

…というのが通説ですよね。

 

なんだかわかりづらいので、

ここでは下記のように定義しましょう。

 

 

ここは2段階で考えましょう。

 

 

【1】まずは認知されなければいけない

 

ほとんどのビジネスは、(コンセプトが無ければ)認知してもらうことすらも難しいのです。

 

 

【2】どのように認知されるか

 

なぜなら、企業サイドが打ち出すブランドイメージよりも、お客さまが自然にもつイメージのほうがよっぽど重要だからです。

 

 

 企業の想い <<< お客さまの想い

 

 

では、具体例を見てみましょう!

 

 


2. 比較でわかる!成功例

 

 

【1】Louis Vuitton

【2】Apple

【3】セブンイレブン

 

 

あなたは、これらのブランドをどのようにイメージ(認知)していますか?

 

私は、ブランドの名前を聞いただけで、"瞬間的に"こんなことが思い浮かびました。

 

 ↓

 

【1】Louis Vuitton

 

 a. 高級バッグ

 b. フランスのファッションブランド

 c. フランスで旅行鞄職人が立ち上げたブランド

 d. 偽物と本物が見分けがつかないくらい出回ってるブランド

 e. 日本人女性の憧れ?

 

 

【2】Apple

 

 a. iPhone

 b. リンゴマーク

 c. スティーブ・ジョブス

 d. マッキントッシュ

 e. 先進的なデザイン&圧倒的な操作性

 f. なんかワクワクする製品を世の中に産み出すアメリカの会社

 

 

【3】セブンイレブン

 

 a. コンビニ

 b. 24時間営業

 c. セブンプレミアム

 d. 100円コーヒー

 e. 銀行ATMがある

 f. セブンイレブン、いい気分

 

 

ちなみに、私は上から順に「価格が高くても需要があるブランド」と認知しています。

 

 

では、次に、【1】【2】【3】を、ライバルと比較してみましょう。

 

 

【1】プラダ・グッチ

 

【2】マイクロソフト(OS)・アンドロイド(OS)・サムスン(スマホ)・DELL(PC)

 

【3】ローソン・ファミリーマート

 

 

どうでしょう。 どんなイメージが思い浮かびましたでしょうか?

 


3. 差別化を抽象的にしたもの

 

例えば、【1】Louis Vuitton。

 

「高級ブランド」という一般化されたイメージだけではないはずです。

 

そのあとに、必ず違いのわかるイメージがあります。

 

それは、ロゴだったり、イメージカラーだったり、特徴的なシリーズ製品だったり、はたまた広告ディスプレイの世界観だったりもします。

 

いかがでしょうか?

 

なにか違いのわかるイメージが湧きませんか?

 

それこそが、ブランディングなのです。

 


[まとめ]

  • コンセプト = お客さまの問題とあなたの解決策の焦点
  • ブランディング = お客さまにどのように認知されているか

 

 

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